Summer days at a bazaar on the silk road.

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夏のタシュケントは、さすがシルクロードのオアシス都市。
溢れんばかりの果物の恵みを、心ゆくまで享受することができる。

メロン(ディーニャ)、西瓜(タルブース/アルブース)、苺(クルブニーカ)、さくらんぼ(ヴィーシュニア)、濃い紫のさくらんぼ(チェレーシュニア)、杏(ウリュック/アプリコス)、桃(ペルシック)、いちじく(インジール)、柘榴(アノール/グラナット)。ところどころふたつ表記したのは、ウズベク語を覚えていたもの。私はふだんロシア語で暮らしてしまっていたから、片言に口に残るウズベク語の響き。

メロンの季節がいちばん楽しみで、市場の他にも、市内の道端にたくさんの露天が出た。
少し細長いかたちの、大きなメロン。甘くてみずみずしくて、暑い暑い真夏の乾きを潤す。

天山山脈の南、タリム盆地のカシュガルの哈密瓜(ハミグァ)を思い出す、と彼が言った。
私たちがふたりで並んで食べたのは、フェルガナのメロン。シルクロードの空気がする。

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アライスキー・バザールで。

タジク系のおばちゃんたちの売る、「緑もの」のスタンド。
他の野菜、なすやじゃがいもやズッキーニやトマトなんかとは別に、40度を超える灼熱の太陽の下で、霧吹きで水をかけながら、丁寧に売られているハーブやレタス。たっぷりのパセリ(ペトルーシュカ)、コリアンダー(キンザ)、ディル(ウクロップ)。
どれもとても新鮮で、夏野菜の煮込みには欠かせない。

 

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そしてもっと欠かせないのがノン、ロシア語でリピョーシカ。
それぞれのお店がタンドーリのような釜で焼いたほかほかを、赤ちゃんを乗せるようなカートに乗せて、持ち寄る。市場の一角で、バスターミナルで、リピョーシカのカートが集まる。

私はまだあたたかい一枚を買って、持ち帰る。
急いで家に帰って、蜂蜜をのせて食べるのだ。

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